運営者情報・Methodology(計算方法)

運営者情報

運営者情報
運営者採算ものさし
問い合わせ窓口contact@saisanmonosashi.jp

このサイトは、特定の資格や専門性にもとづく助言を提供するものではありません。計算の根拠と責任の範囲を公開し、内容をご自身で確かめられるようにしています。

サイトの目的

小規模サービス事業者が日々行う、料金設定・採算確認・受注判断・顧客や案件の比較といった小さな経営判断を、数字で行えるようにすることが目的です。第1弾として、一人〜小規模で自分自身が訪問しているペットシッター向けに、移動・初回対応まで含めた訪問採算を扱います。

Methodology(計算方法)

基本方針

単位

計算式と入力ルール

  1. 通常訪問総拘束時間(分) 簡易・詳細モード = お世話時間 + 往復移動時間 + 準備・報告等の時間 1回の通常訪問のために拘束される時間。時給の計算では「分 ÷ 60」で時間へ換算する。
  2. 通常訪問オーナー労働相当額(円) 簡易・詳細モード = 通常訪問総拘束時間(分)÷ 60 × 希望時給 値付け判断上、自分の時間に確保したい金額。会計上の人件費ではない。
  3. 報酬確保ライン(円) 簡易・詳細モード = 通常訪問オーナー労働相当額 + 訪問直接費 希望時給と通常訪問の直接費を確保するために必要な訪問料金。固定費・目標事業利益・初回対応の未回収コストは含めない。
  4. 実質時給(円/時) 簡易・詳細モード = (現在の訪問料金 − 訪問直接費)÷ 通常訪問総拘束時間(時間) 訪問料金から訪問直接費を引き、移動・準備・報告を含む拘束時間で割った値。簡易・詳細で同じ定義。初回対応コスト・固定費・税金は含めない。総拘束時間が0分の場合は計算しない。
  5. 報酬確保ラインとの差(円) 簡易・詳細モード = 現在の訪問料金 − 報酬確保ライン 正の値は、設定した希望時給と直接費を確保した後の余裕。負の値は、確保するための不足額。受注の可否は判定しない。
  6. 初回対応総時間(分) 詳細モード = 初回打ち合わせ時間 + 鍵受取時間 + 鍵返却時間 + その他初回固有時間 各時間には、その対応のために追加で拘束された移動時間を含める。同じ拘束時間を複数の項目に重複して入れない。
  7. 初回対応労働相当額(円) 詳細モード = 初回対応総時間(分)÷ 60 × 希望時給 通常訪問と同じ希望時給を使う。
  8. 未回収初回コスト(円) 詳細モード = max(0, 初回対応労働相当額 + 初回対応直接費 − 初回関連で別途受領する料金) 初回対応に必要な時間・経費のうち、初回関連料金だけでは回収できていない部分。初回関連料金を先に差し引くため二重計上しない。料金がコストを上回っても0円とし、将来の訪問から差し引かない。
  9. 1訪問あたり初回コスト配賦(円) 詳細モード = 未回収初回コスト ÷ 初回コスト回収予定訪問回数 時間ではなく金額として扱う。回収予定訪問回数は1以上の整数(0は入力エラー)。
  10. 必要原価(値付け上の必要コスト)(円) 詳細モード = 通常訪問オーナー労働相当額 + 訪問直接費 + 1訪問あたり固定費配賦 + 1訪問あたり初回コスト配賦 利用者が設定した条件上、その訪問で最低限回収対象とする金額の合計。会計上の売上原価とは別。
  11. 利益込み最低訪問料金(円) 詳細モード = 必要原価 ÷(1 − 目標事業利益率) 目標事業利益率は売上高に対する比率。必要原価8,000円・20%なら 8,000 ÷ 0.8 = 10,000円(8,000 × 1.2 とは意味が異なる)。100%以上は入力エラー。
  12. 利益込み最低訪問料金との差(円) 詳細モード = 現在の訪問料金 − 利益込み最低訪問料金 報酬確保ラインとの差とは別の指標。
  13. 事業余剰(値付け判断用)(円) 詳細モード = 現在の訪問料金 − 必要原価 希望時給相当額・直接費・固定費配賦・初回コスト配賦を考慮した後に残る金額。会計上の営業利益・税引後利益・手取り・可処分所得ではない。

丸め:内部計算は丸めない。表示時に金額・実質時給は1円単位で四捨五入(0.5は0から遠い方へ)。時間は分で表示する。

入力のルール

計算モデル:Calculation Model v1.0(Web計算機と有料シートで共通)

Web計算機とSpreadsheetの関係

無料計算機と有料シートは、同じ計算式・同じ入力ルール・同じ丸め規則を使います。同じ入力なら同じ結果になるように作り、共通のテストデータで照合しています。

計算モデルのversion

現在の計算モデルは Calculation Model v1.0 です。計算式の意味を変更した場合はversionを更新します。文言の修正やデザインの変更だけではversionを変更しません。

ケース計算データの作り方

ケース計算データ は、表の上に明示した条件だけを入力して、この計算モデルで計算した例です。推奨料金や業界相場ではありません。

更新情報