ペットシッター 最低訪問料金・実質時給シミュレーター

1件4,000円でも、往復1時間なら本当に4,000円分の仕事でしょうか。

移動・準備・報告まで含めた拘束時間と、あなたが設定した希望時給・経費から、1件の訪問について「報酬確保ライン」「実質時給」「現在の料金との差」を計算します。詳細条件を追加すると、初回打ち合わせ・鍵対応のコストや固定費、目標事業利益率を含めた「利益込み最低訪問料金」も計算できます。

入力値は送信・保存しません。計算はお使いのブラウザ内だけで行います。

計算結果は「あなたが設定した条件なら、数字はこうなる」までを示すものです。適正価格の提示や、料金・受注可否の判定は行いません。

計算モデル:Calculation Model v1.0

基本の入力(すべて必須)
円

通常1回の訪問で顧客から受け取る金額。初回登録料・鍵受取料などの初回だけの料金は含めません。

分

顧客宅などで実際にお世話をする時間(食事・水交換・トイレ清掃・散歩など)。移動・準備・報告は含めません。

分

この訪問のための行きと帰りを合計した移動時間。距離ではなく時間を入力します。

分

訪問ごとに発生する準備・通常連絡・報告作成・写真整理など。初回だけの打ち合わせや鍵対応は含めません。ない場合は0を入力します。

円

1回の訪問で直接発生する支出(電車・バス代、案件別に認識するガソリン代、駐車料金、有料道路、案件固有の消耗品など)。固定費は含めません。ない場合は0を入力します。

円

自分の拘束時間1時間について最低限確保したい金額として、ご自身で決める値です。業界平均・最低賃金・会計上の給与ではありません。

詳細条件を追加する(初回対応・固定費・目標事業利益率)

開いている間は詳細モードで計算します。閉じると簡易モード(基本の入力だけ)で計算します。任意項目は空欄なら0として計算します。

初回対応

初回打ち合わせ・鍵対応など、通常訪問とは別に取引開始時を中心に発生する一時的な作業です。各時間には、その対応のために追加で拘束された移動時間を含めます。同じ時間を複数の項目に重複して入れないでください。

分
分
分
分
円

初回打ち合わせや鍵受取・返却の交通費など、初回対応だけに発生する直接費。通常の訪問直接費とは別に入力します。

円

初回登録料・初回打ち合わせ料・鍵受取料・鍵返却料など、初回対応コストを補う目的で通常料金とは別に受け取る金額の合計。

回

未回収の初回コストを何回の通常訪問で回収する想定か。1以上の整数を入力します(0や空欄では計算しません。自動で1回にはしません)。初回対応コストが0円の場合、回数は結果に影響しません。

固定費・目標事業利益率
円

保険・通信費・システム利用料・広告費などの事業固定費のうち、この訪問に負担させたい金額。ご自身で算出した1訪問あたりの金額を入力します。

%

売上のうち、必要原価を回収した後に事業上の余裕として確保したい割合(売上高に対する比率)。0%以上100%未満。

複数の訪問を蓄積して比較したい方へ

この無料計算機は1件の訪問の判断用です。複数の訪問・顧客を記録して、実質時給や最低ラインとの差を比較・改善するための Excel 形式のシート(有料)を用意しています。

ペットシッター 訪問採算・料金設定シートの説明を見る

計算式(Calculation Model v1.0)

この計算機と有料シートは、同じ計算式・同じ丸め規則を使います。

  1. 通常訪問総拘束時間(分) 簡易・詳細モード = お世話時間 + 往復移動時間 + 準備・報告等の時間 1回の通常訪問のために拘束される時間。時給の計算では「分 ÷ 60」で時間へ換算する。
  2. 通常訪問オーナー労働相当額(円) 簡易・詳細モード = 通常訪問総拘束時間(分)÷ 60 × 希望時給 値付け判断上、自分の時間に確保したい金額。会計上の人件費ではない。
  3. 報酬確保ライン(円) 簡易・詳細モード = 通常訪問オーナー労働相当額 + 訪問直接費 希望時給と通常訪問の直接費を確保するために必要な訪問料金。固定費・目標事業利益・初回対応の未回収コストは含めない。
  4. 実質時給(円/時) 簡易・詳細モード = (現在の訪問料金 − 訪問直接費)÷ 通常訪問総拘束時間(時間) 訪問料金から訪問直接費を引き、移動・準備・報告を含む拘束時間で割った値。簡易・詳細で同じ定義。初回対応コスト・固定費・税金は含めない。総拘束時間が0分の場合は計算しない。
  5. 報酬確保ラインとの差(円) 簡易・詳細モード = 現在の訪問料金 − 報酬確保ライン 正の値は、設定した希望時給と直接費を確保した後の余裕。負の値は、確保するための不足額。受注の可否は判定しない。
  6. 初回対応総時間(分) 詳細モード = 初回打ち合わせ時間 + 鍵受取時間 + 鍵返却時間 + その他初回固有時間 各時間には、その対応のために追加で拘束された移動時間を含める。同じ拘束時間を複数の項目に重複して入れない。
  7. 初回対応労働相当額(円) 詳細モード = 初回対応総時間(分)÷ 60 × 希望時給 通常訪問と同じ希望時給を使う。
  8. 未回収初回コスト(円) 詳細モード = max(0, 初回対応労働相当額 + 初回対応直接費 − 初回関連で別途受領する料金) 初回対応に必要な時間・経費のうち、初回関連料金だけでは回収できていない部分。初回関連料金を先に差し引くため二重計上しない。料金がコストを上回っても0円とし、将来の訪問から差し引かない。
  9. 1訪問あたり初回コスト配賦(円) 詳細モード = 未回収初回コスト ÷ 初回コスト回収予定訪問回数 時間ではなく金額として扱う。回収予定訪問回数は1以上の整数(0は入力エラー)。
  10. 必要原価(値付け上の必要コスト)(円) 詳細モード = 通常訪問オーナー労働相当額 + 訪問直接費 + 1訪問あたり固定費配賦 + 1訪問あたり初回コスト配賦 利用者が設定した条件上、その訪問で最低限回収対象とする金額の合計。会計上の売上原価とは別。
  11. 利益込み最低訪問料金(円) 詳細モード = 必要原価 ÷(1 − 目標事業利益率) 目標事業利益率は売上高に対する比率。必要原価8,000円・20%なら 8,000 ÷ 0.8 = 10,000円(8,000 × 1.2 とは意味が異なる)。100%以上は入力エラー。
  12. 利益込み最低訪問料金との差(円) 詳細モード = 現在の訪問料金 − 利益込み最低訪問料金 報酬確保ラインとの差とは別の指標。
  13. 事業余剰(値付け判断用)(円) 詳細モード = 現在の訪問料金 − 必要原価 希望時給相当額・直接費・固定費配賦・初回コスト配賦を考慮した後に残る金額。会計上の営業利益・税引後利益・手取り・可処分所得ではない。

丸め:内部計算は丸めない。表示時に金額・実質時給は1円単位で四捨五入(0.5は0から遠い方へ)。時間は分で表示する。

入力のルール

計算モデル:Calculation Model v1.0(Web計算機と有料シートで共通)

計算例

計算式の動きを確認するための例です。推奨料金や業界相場ではありません。

計算例(Calculation Model v1.0)
例条件結果
計算例A(簡易モード)訪問料金4,000円/お世話時間60分/往復移動時間60分/準備・報告等の時間15分/訪問直接費500円/希望時給3,000円通常訪問総拘束時間 135分(2時間15分)/オーナー労働相当額 6,750円/報酬確保ライン 7,250円/実質時給 1,556円/時/報酬確保ラインとの差 −3,250円
計算例B(初回関連料金なし)初回打ち合わせ60分/鍵受取30分/鍵返却30分/初回対応直接費1,000円/初回関連で別途受領する料金0円/回収予定訪問回数5回/希望時給3,000円初回対応総時間 120分(2時間)/初回対応労働相当額 6,000円/未回収初回コスト 7,000円/1訪問あたり初回コスト配賦 1,400円
計算例C(初回関連料金あり)初回打ち合わせ60分/鍵受取30分/鍵返却30分/初回対応直接費1,000円/初回関連で別途受領する料金2,000円/回収予定訪問回数5回/希望時給3,000円初回対応総時間 120分(2時間)/初回対応労働相当額 6,000円/未回収初回コスト 5,000円/1訪問あたり初回コスト配賦 1,000円(受け取った初回関連料金を先に差し引くため、初回対応総コスト全額を通常訪問へ配賦しない。)
計算例D(初回関連料金が初回対応総コストを上回る)初回打ち合わせ60分/鍵受取30分/鍵返却30分/初回対応直接費1,000円/初回関連で別途受領する料金8,000円/回収予定訪問回数5回/希望時給3,000円初回対応総時間 120分(2時間)/初回対応労働相当額 6,000円/未回収初回コスト 0円/1訪問あたり初回コスト配賦 0円(未回収初回コストは0円とし、差額を通常訪問の料金から差し引かない。)

移動時間・訪問料金を変えた場合や、初回対応コストの回収回数を変えた場合の比較は ケース計算データ にまとめています。

この計算機で扱わないこと